正造とSDGsの共通点探る企画展 カレンダーや資料並ぶ 足利で

2021年12月7日 07時38分
 国連が掲げる持続可能な開発目標(SDGs)と足尾鉱毒事件の解決に生涯をささげた政治家、田中正造(1841〜1913年)の共通点を探る企画展「田中正造と共生展」が6日、足利市相生町の市民活動センターで始まった=写真。
 正造研究を続ける佐野市の市民活動家、坂原辰男さん(69)の協力を得て同センターが企画。正造の言葉を伝えるカレンダーやその活動を追った年表、資料などが並び、多くの来場者でにぎわっていた。
 正造思想を表す「真の文明ハ山を荒(あら)さず、川を荒さず、村を破らず、人を殺さゞるべし。」(1912年の日記)は、SDGsが掲げる17の目標の(1)貧困をなくそう(2)飢餓をゼロに(11)住み続けられるまちづくりを(15)陸の豊かさも守ろう−などに通じる。
 鈴木光尚(みつなお)センター長(73)は「180年前に生まれた正造はSDGs精神の先駆者。いま改めて学ぶ価値がある」と話していた。
 入館無料。23日まで。午前10時〜午後7時(土日休館、最終日は午後3時まで)。問い合わせは同センター=電0284(44)7311=へ。(梅村武史)

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