特産「船橋にんじん」クッキーに 特別支援校生徒ら、試作重ね 「規格外」使用、フードロス対策にも

2021年12月8日 07時33分

「にんじんクッキー」を手にする市立船橋特別支援学校の生徒ら=船橋市役所で

 船橋市立船橋特別支援学校高等部の生徒が、特産・ニンジンのパウダーを使ったクッキーを作った。「船橋にんじん」は特許庁の地域団体商標に登録されており、パウダーは規格外で出荷できないニンジンを活用。現在は保護者や教職員向けに販売しているが、コロナ禍が収まれば生産量を増やし、一般への販売も検討している。
 高等部の作業学習で食品加工班の生徒たちは、七月ごろからクッキー作りに取り組んできた。生地にパウダーを混ぜ冷凍庫で一晩寝かせた後に焼き上げるなど、味を含めて試行錯誤を重ね、試作品は十回ほど作ったという。
 生徒たちには、市川市農協や「船橋にんじんパウダー」を製造するいちかわ船橋人参(にんじん)共販委員会(飯島清委員長)も協力。「にんじんクッキー」との商品名で販売を始め、同校で開かれた文化祭ではすぐに売り切れる人気ぶりだった。一袋五十グラム入りで百円。
 このクッキー作りを報告するため、生徒代表の高等部三年と二年の女子生徒計二人や兼坂尚貴校長らが十一月十七日、市役所に松戸徹市長を訪問した。試食した松戸市長は「甘さも適度で、とてもおいしい」。フードロス削減にも役立つことをたたえながら「今後もいろんなことにチャレンジしてほしい」と生徒たちにエールを送っていた。(保母哲)

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