岸田首相、ワクチン3回目「前倒しの範囲や方法示す」 改憲前向き「まさに私の本意」

2021年12月8日 19時11分
衆院本会議で答弁をする岸田首相

衆院本会議で答弁をする岸田首相

 岸田文雄首相の所信表明演説に対する各党の代表質問が8日、衆院本会議で始まった。首相は新型コロナウイルスワクチンの3回目接種について「既存ワクチンのオミクロン株への効果を見極めた上で、優先度に応じ前倒しの範囲や方法を示したい」として、感染状況やワクチン供給量などを踏まえて、接種対象となる地域や年齢層を決める考えを示した。立憲民主党の泉健太代表への答弁。
 首相は6日の所信表明演説で3回目接種に関し、2回目との間隔を原則の8カ月から短縮する考えを示していた。感染拡大の第6波に備えた医療体制については、宿泊療養施設を増やしたり自宅療養者のオンライン診療を可能にしたりしたことを挙げ「万全を期していく」と強調した。

◆改憲は安倍元首相への配慮でなく「私の本意」

 首相が改憲に前向きな発言を繰り返していることに関し、立民の西村智奈美幹事長は「自分の本意か、安倍晋三元首相らへの配慮か」とただした。首相は「まさに私の本意だ」と明言し、国会での議論の進展に期待を示した。
 国会議員に月額100万円が支給される「文書通信交通滞在費」の日割り支給や使途公開を可能とする法改正については「各党各会派が考えを持ち寄ってしっかりと議論し、合意を得る努力を重ねる必要がある」と話すにとどめ、見直しの是非には触れなかった。(木谷孝洋)

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