都営地下鉄車内 3月末までに 防犯カメラ設置、車両4割の見込み

2021年12月9日 06時43分

都営地下鉄の車内に設置された防犯カメラ=都提供

 京王線など、鉄道車内で乗客が襲われる事件が相次ぐ中、都は七日の都議会代表質問と八日の一般質問で、都営地下鉄車両の防犯カメラ設置見通しを明らかにした。来年三月末までに全百五十二編成中、約四割の車両で設置完了の見込み。内藤淳交通局長が答弁した。
 都によると、迷惑行為やテロなどを防ぐ対策として、二〇一七年の車両更新時から車内の天井部分にカメラが付いた車両を、車両更新に合わせて導入している。浅草線でほぼ全車両に設置されているのに対し、三田線では設置が始まっていない。
 都は全ての車両にカメラを整備する方針だが、完了の時期は未定。録画した映像は有事に限られた職員で見返すとしている。一方、駅構内はすべての駅で設置しており、事案が発生時には警察に映像を送信する仕組みになっていることも説明した。内藤局長は「引き続きお客さまの安全安心確保に努めていく」と述べた。
 また、ドア付近などにある非常通報器の位置を乗客に分かりやすく伝えるため、ステッカーの準備を進めていることも明らかにした。(加藤健太)

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