相次ぐ北京冬季五輪「外交ボイコット」にバッハ会長「政治判断だ」 彭帥さんへの脅迫の可能性は否定する見解

2021年12月9日 07時17分
IOCのバッハ会長=8月

IOCのバッハ会長=8月

 【ジュネーブ共同】国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は8日、中国の元副首相に性的関係を迫られたと告白した同国の女子テニス選手、彭帥さんの安否が懸念される問題で、女子テニス協会(WTA)が指摘している強制や脅迫の可能性を否定した。11月のビデオ通話で「われわれ(出席者)全員の印象は同じで、彼女が抑圧されているようには見えなかった」と述べた。
 通話には中国オリンピック委員会副会長を務めるIOC委員やIOC選手委員長も同席した。
 バッハ氏はIOC理事会後の記者会見で、中国政府のプロパガンダに加担しているとの批判に「明らかに違う」と反論。「疑うのは簡単だが、われわれは彭帥さんとの関係(構築)に集中している。引き続き連絡を取り、支援する」と語った。
 人権問題を抱える中国での北京冬季五輪開催を巡って米国や英国の外交ボイコットが相次ぐ状況には「選手の参加が重要。政府関係者の出席は純粋に各政府の政治判断だ」とし、大会に打撃との指摘をかわした。(共同)

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