首相「桜」追及の野党批判 都内で講演、国会で改憲論議促す

2019年12月14日 02時00分
 安倍晋三首相は十三日、東京都内で開かれた内外情勢調査会で講演し、自身が主催した「桜を見る会」を巡り、森友、加計学園問題や統計不正問題に続き国会が紛糾したことに触れ「政策論争以外の話に多くの審議時間が割かれたことを大変申し訳なく思っている」と述べ、問題を追及した野党の姿勢を批判した。
 桜を見る会の前夜に自身の地元後援会が開いた懇親会を巡る不透明な収支や明細の問題には言及しなかった。
 講演は今年四月の懇親会が開かれたホテルの同じ宴会場で行われた。
 改憲に関しては「国民はどういう議論が行われたかしっかり見ている。それに応える中身の議論が行われることを期待したい」と述べ、来月召集の通常国会での論議の進展を促した。国会での議論は「政治の責任」とも訴えた。
 臨時国会で衆院憲法審査会が二年ぶりに自由討議を行ったことについては「これまで議論に応じてこなかった野党も出席せざるを得なかった。野党の中から憲法の中身を議論すべきだという意見が出たのは民意の勝利だ」と述べた。
 その上で「たやすい道ではないが、必ずや私自身の手で(改憲を)成し遂げたい」と二〇二一年九月までの自民党総裁任期中の実現に重ねて意欲を示した。総裁四選は「考えていない」と述べた。(川田篤志)

関連キーワード


おすすめ情報

政治の新着

記事一覧