「中村さんの遺産、世界中を鼓舞」 国連総会で追悼

2019年12月12日 16時00分
 【ニューヨーク=共同】国連総会は十一日、国際的な保健制度に関する会合を開き、日本代表部の江副聡参事官が演説した。アフガニスタンで殺害された福岡市の非政府組織(NGO)「ペシャワール会」現地代表の医師中村哲(てつ)さんについて「彼の遺産は(世界の誰でも利用できる医療の普及に向けた)世界中のたゆまぬ努力を鼓舞し続けるだろう」と死を悼んだ。
 福岡市の中学校の後輩に当たるという江副氏は「中村さんは医師としてアフガンでの活動を始めたが、患者が栄養不良や下痢で亡くなるのを目にし、安全な水や栄養価の高い食べ物の確保に活動を広げた」と紹介した。その上で「中村さんの献身は『人間の安全保障』の考え方の核心を体現している」と称賛し「彼の魂が安らかならんことを」と追悼した。

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