性暴力被害、SNSで相談して 内閣府が24日まで、正午~午後3時

2019年12月10日 16時00分
 性暴力の被害に悩む若い女性を支援するため、橋本聖子男女共同参画担当相は十日の記者会見で、内閣府が民間団体と協力し、会員制交流サイト(SNS)による相談サービスを十~二十四日の期間限定で実施すると発表した。国のこうした取り組みは初めて。
 「キュアタイム」という名称で専用サイトを開設。ツイッターやLINE(ライン)などを通じて、チャット形式で専門の女性スタッフが対応し、秘密は厳守する。サイトでは「嫌なのに体を触られた」「裸の写真をばらまかれた」など、望まない性的行為を挙げ、一人で悩まず相談するよう呼び掛けている。
 全国版(受付時間は正午~午後三時)のほか、北海道、京都、島根の三カ所では地域版(午後四時~午後十時)を設け、地元の支援団体が対応する。土日も実施し、身近な相談先や支援情報を案内する。
 内閣府によると、無理やり性交などをされた経験がある女性は十三人に一人に上り、都道府県に設置されたワンストップ支援センターへの相談件数も増加している。橋本氏は「性暴力の被害は心身に長く影響する。SNS相談で被害者に寄り添い、支援センターの体制強化にも取り組みたい」としている。

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