故晋太郎氏の訪米時 首相とジャパンライフ元会長 同行

2019年12月7日 02時00分
 安倍晋三首相の父・晋太郎氏(故人)=写真=が外相として一九八四年九月に米ニューヨークを訪問した際、秘書官だった首相が、二〇一五年の「桜を見る会」に招待されたマルチ商法の「ジャパンライフ」の山口隆祥(たかよし)元会長と同行していたことが六日、明らかになった。首相は元会長との面識を否定しているが、野党側は「関わりがあった可能性が高い」として追及する構えだ。
 この日、立憲民主党など野党の桜を見る会追及本部で、外務省の担当者が、当時の同行者名簿に首相の名前が記載されていることを明らかにした。元会長の記載はなかったと説明したが、晋太郎氏は訪問から約一年半後の八六年二月に衆院予算委員会で、元会長が同行したことを認めている。
 首相は二日の参院本会議で、元会長との関係を「多人数の会合で同席した可能性は否定しないが、一対一で会ったことはない。個人的な関係は一切ない」と説明。六日の野党会合で、立民の黒岩宇洋衆院議員は「親子二代、家族ぐるみの付き合いがあったのではないか」と指摘した。
 野党側は、首相の推薦枠で元会長が桜を見る会に招待された疑いがあるとして追及している。この日も確認を求めたが、政府側は「そもそも(招待者の)記録が残っていない」として応じなかった。 (横山大輔)

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