9条改憲阻止、力になりたい 軍隊ないコスタリカの弁護士訴え あす都内で講演

2019年12月6日 02時00分
 日本と同じく憲法で常備軍の保有を禁じるコスタリカの弁護士ロベルト・サモラさん(39)=写真=が五日、東京都内で記者会見し「軍隊がなければ敵もなくなりコストも減る。軍を廃止したコスタリカの経験を日本に伝え、九条改憲阻止の力になりたい」と訴えた。 (上野実輝彦)
 コスタリカは軍廃止によって国家予算を教育や福祉に振り向けて国民生活を向上させたと説明した上で、日本は憲法九条を守るべきだと唱えた。中東の安全確保に向けた米国主導の有志連合を受け、日本が検討する自衛隊の独自派遣には否定的な考えを示した。
 サモラさんは学生時代の二〇〇三年、当時のコスタリカ大統領が表明したイラク戦争支持が憲法や国際法に違反するとして憲法裁判所に提訴。違憲判決を勝ち取って政府に戦争支持を撤回させた経歴を持つ。
 七日午後三時から、東京都渋谷区の聖心女子大で講演し、海外から見た憲法九条の意義を語る。講演の参加費は千円。詳しい内容や問い合わせは主催する日本国際法律家協会のホームページまたはメール jalisa@jalisa.infoへ。

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