健康マスター・オブ・ザ・イヤー 「アップコン」社長が大賞 松藤さん、職域部門で

2021年12月12日 07時09分

松藤展和社長(いずれもアップコン提供)

 一般社団法人「日本健康生活推進協会」(東京・赤坂)が主催する「健康マスター・オブ・ザ・イヤー」の職域部門の最高賞「大賞」に、川崎市高津区の建築・土木会社「アップコン」の松藤展和(まつどうのぶかず)社長(63)が輝いた。二〇一六年に始めた社員の健康づくりの取り組みが評価された。(山本哲正)
 同協会が今年初めて設けた賞で、健康長寿社会に向けた優秀な地域や企業など取り組みを表彰。全国から計九団体・個人が選ばれた。
 アップコンは、地盤沈下で傾いた住宅の復旧などを担う土木会社。東日本大震災では住宅だけではなく仙台空港の補修も手がけた。
 同社では、病欠者などが目立ち始めたことを受けて五年前に「健康活動」を開始。▽六階のオフィスまで階段昇降を推奨▽年一回の体力測定▽オフィスヨガ−などを実施している。
 喫煙者には毎月喫煙本数の聞き取りをして家族に禁煙協力お願いの手紙を送るなど、社員約四十人のうち一六年には十四人いた喫煙者を、今月一日現在一人へと大幅に減らした。禁煙に成功した一人の川口宏二営業本部長は「出掛ける時の『たばこを持っていかなければ』という不安から解放されて、すっきりした」と喜んでいる。
 同協会が五年前に創設した「健康マスター検定」の全社員取得も目指し、同日現在約70%達成したという。
 オンラインによる表彰式など十四日に行われる。松藤社長は「健康経営に取り組んできた結果、社員の健康増進のみならず、生産性の向上や採用にプラスの効果が表れ、経営の健全化にも一役買っている。受賞は大変光栄で、今後も継続して健康経営に投資していこうと思う」と話している。

ビルの6階にある本社オフィスへ、階段を使って向かう社員ら=高津区で


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