竹本科技相側30万円不記載 18年のパーティー券の内訳

2019年12月4日 16時00分
 竹本直一科学技術担当相=写真=の資金管理団体が二〇一八年、大阪市の政治団体から得た計三十万円のパーティー券収入の内訳や支払者氏名を、政治資金収支報告書に記載していなかったことが分かった。竹本氏が代表を務める自民党大阪府第十五選挙区支部が一五~一八年、選挙区内の葬儀に供花代十七万九千円を支出したことも判明した。
 政治資金規正法は同じ団体から一回のパーティーで二十万円超の収入があれば、住所や氏名の報告書記載を義務付けており、竹本氏の事務所担当者は「直ちに訂正する」とした。また公選法は、政党支部が代表の議員名を記したり、名前が類推できる形にしたりして選挙区内の人に供花を出すことを禁じている。担当者は「支部関係者の葬儀に支部名で支出しており問題ない。ただ昨今の事情を踏まえて今後どうするか検討する」とした。
 事務所によると、資金管理団体「新国土研究会」は一八年十一月五日に大阪市で政治資金パーティーを開催。同一日、大阪府医師政治連盟から会費として二十万円と十万円を得たのに収支報告書に記載しなかった。主催者ではない「竹本直一後援会」名で領収書を発行する誤りもあった。また研究会と後援会は一五~一八年に計三億二千万円超のパーティー収入があったが、二十万円超の収入の内訳は一件も記載がなかった。
 竹本氏は旧建設省などを経て一九九六年に初当選し、衆院当選八回。今年九月の内閣改造で初入閣した。
 供花代支出を巡っては一五年、高木毅復興相(当時)が代表の自民党選挙区支部などが過去に選挙区内で供花代や香典を支出したとして公選法違反の疑いがあると国会で追及された。

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