文科相「国立大は非積極的」 英語民間試験 大半が見送り

2019年12月3日 16時00分
 萩生田光一文部科学相=写真=は三日の閣議後記者会見で、文科省による大学入学共通テストへの英語民間検定試験の導入見送りを受け、国立大の多くが民間試験の利用を取りやめたことについて「ずいぶん非積極的だなと思った」と述べた。
 萩生田氏は「読む・聴く・書く・話す」の四技能を伸ばす観点から民間試験の導入を進めてきたとし「やると言っていた大学がいっぺんにやらなくなると、間違ったメッセージになる可能性がある」と懸念を示した。「取り組めなかったさまざまな理由があるのかなと思う」とも述べ、今後、各大学の考えを確認するとした。
 共同通信の集計では、学部入試を行う八十二国立大中、一般選抜(一般入試)における民間試験の受験を必須としたのは東京海洋大のみで、十五校が任意での成績提出を受け付ける。残りの六十六校は利用しない。文科省が導入を見送る前は、八十二校中七十八校が一般選抜で利用し、多くが受験を必須としていた。

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