桜を見る会とアベノマスクは「反省すべき点ある」 岸田首相が衆院予算委で

2021年12月14日 20時51分

衆院予算委で挙手する岸田首相

 岸田文雄首相は14日の衆院予算委員会で、安倍晋三元首相による行政私物化疑惑が指摘された「桜を見る会」について「私の内閣では開催しない」と表明した。与党が参加者を推薦する慣行を見直す意向を示したが、自民党政調会長時代の参加者推薦について「記憶がない」と述べるにとどめた。立憲民主党の岡田克也元外相への答弁。
 首相は、第2次安倍政権時に招待基準が曖昧なまま参加者が急増したことについて「大いに反省すべき点があり、二度と起こしてはならない。自民党でも党改革の議論を進め、信頼を回復したい」と強調した。
 桜を見る会の参加者は2013年の約1万1700人から、19年に約1万8200人に増加。費用も倍増した。批判を受け、20年と21年は中止になった。岡田氏は「シロアリが食いつぶすように、国民の税金を自分たちの政治活動に使っている」と指摘した。
 新型コロナウイルス対策として安倍政権が全戸配布した「アベノマスク」など布マスク約8000万枚が未使用のまま倉庫に保管されている問題で、首相は「反省すべき点があった」と釈明。「有効活用の道を探りたい」としたが、具体的な在庫解消策は示さなかった。
 大岡敏孝環境副大臣が代表を務める政党支部が、新型コロナ対策の雇用調整助成金を受給していた問題は「引き続き国民の信頼、共感のもとに仕事してもらいたい」と述べ、続投させる考えを示した。いずれも立民の逢坂誠二代表代行への答弁。(木谷孝洋)

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