あきる野市の小学校近くに「ハンプ」 速度抑制に期待

2021年12月15日 07時15分

多西小学校の北側に設置されたハンプ=あきる野市で

 小学生が巻き込まれる交通事故が全国で相次ぐ中、あきる野市は、同市草花の市立多西(たさい)小学校北側の市道に、一部を隆起させて車の速度を抑える「ハンプ」を設置した。市内での設置は初めて。
 市道は同校の児童が通学路として利用。一方で都道と国道411号を結ぶ生活道路にもなっており、朝夕の通勤時間帯は交通量が増えるという。制限速度の三十キロを超過する車両も見られ、歩行者の安全対策を求める要望が市に寄せられていた。
 ハンプは車道が約二メートルにわたって約十センチ高くなっている。赤く塗装され、ドライバーに注意を促す効果も期待される。市が二百七十五万円をかけて設置し、六日に供用が開始された。
 市はこれまで、路側帯を緑色に塗って歩行者用の通路であることを強調する「グリーンベルト」を設置するなどの安全対策を取ってきた。市建設課の担当者は「今後、効果を見極めて別の場所にも設置するか検討したい」と話している。(布施谷航)

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