<目指せ!47都道府県 コンパスの民謡紀行>岡山「下津井節」の巻

2021年12月17日 07時17分

西本(左)です!中島(右)です! 津軽三味線日本一、椿正範先生の30周年コンサートにお呼ばれしました! 先生、おめでとうございます!

 西本宏一(西)、中島和彦(中) どーも、コンパスです!
 西 年の瀬が迫るのに営業が少ない!
 中 冒頭から辛気くさいですね(笑)
 西 皆さん、コンパス空いてますよ!
 中 恥ずかしい! 今年はやりたいことができず、あっという間に一年が過ぎたって方、多いんじゃないですか?
 西 おうち時間が長くて、家族での思い出づくりができなかったよ。
 中 この「コンパスの民謡紀行」で紹介してきた民謡関連のイベント、「中止です」って何度言ったか分かりません。
 西 家族での温泉旅行、毎年行ってたのに。
 中 今回紹介する下津井節、歴史ある全国大会も二年連続中止でしたね。
 西 息子を連れて「キッザニア東京」行きたかったのに。
 中 全国の歌自慢が集い、船や人々が行き交った当時に思いをはせる。そんな楽しみが奪われたんです。
 西 嫁は地元、福井県に帰省するのを諦めたし。
 中 下津井港に出入りする北前船をイメージしたステージ。大会に向けて練習を重ねた皆さん、お気持ち、お察しします。
 西 個人的には生で競馬観戦を…
 中 プライベートな話をやめろよ! 岡山県倉敷市、お邪魔したことはないですが、本当にすてきな場所なんですね。

昔の風情を残す岡山県倉敷市下津井地区の町並み

 西 温泉ある?
 中 あるよ! でもまた個人的な話になってるから! 下津井港は入りよくて出よい。追い風を受けやすく、向かい風も避けやすいと歌詞にあります。
 西 「まともまきよて〜まぎりよて」ってそういう意味? 難(むず)っ!
 中 確かに(笑)。かつては四国の金刀比羅宮(ことひらぐう)へ渡る船が下津井港から出て、参拝者で賑(にぎ)わいました。大坂から瀬戸内海、下関、日本海を通って北海道の松前に向かった北前船も、ここに寄港していたんです。
 西 「金毘羅船々(こんぴらふねふね)」みたいに酒席の騒ぎ唄として歌われていたんでしょ。
 中 そう!
 西 合ってるんかい!
 中 元は「トコハイ節」、一九二九(昭和四)年に街を盛り上げようと役場がこの歌詞を募集し、現在の下津井節として歌われています。
 西 トコハイでいいのに、何で変えるの?
 中 床這(は)い→夜這(よば)いと、なかなかパンチの効いた意味合いですので(笑)。三九(昭和十四)年、NHK岡山放送局から全国に中継され、それをきっかけに県を代表する民謡に! 倉敷市で民謡を歌われてる方にお話聞きました、市内だけでも三十以上民謡団体があると。練習もできず寂しい二年間でしたと。
 西 少しでも僕らの笑いで寂しさを埋めてほしい。岡山県の皆さん、コンパス空いてますよ。
 中 スケジュールを埋めるなよ!

◆「下津井節」(岡山県民謡)

 下津井港(みなと)はョ 這入(はい)りよて出よてョ
 まともまきよて まぎりよてョ
 トコハイ トノエ ナノエ ソレソレ
 下津井港にョ 錨(いかり)を入れりゃョ
 街の行燈(あんど)の灯が招くョ
 トコハイ トノエ ナノエ ソレソレ

関連キーワード


おすすめ情報

伝統芸能の新着

記事一覧