東京の「食」の逸品 販促に学生の視点 西武信金「WEBモール」を取材

2021年12月21日 07時16分

特色あるハム・ソーセージづくりを取材する東京家政学院大の、左から長沼さんと野呂さん=町田市の福祉心話会で

 新型コロナ禍で販路の拡大に悩む東京の「食」の魅力発信に、学生たちが奔走している。西武信用金庫(中野区)などが開設したオンライン見本市の一環で、学生が出展者を取材。どう魅力を伝えたらいいか、地域の中小企業とともに知恵を絞っている。(石川修巳)
 「おすすめの食べ方は」「製品にどんな思いを込めましたか」。東京家政学院大学(町田市)の野呂彩季愛(あきえ)さん(21)、長沼セナさん(21)は十七日、福祉心話会(同市)を訪れた。
 同会は知的障害のある利用者の就労を目指し、ハム・ソーセージを兵庫県の工場で製造し、町田市の催しなどで販売している。技師長の塚本信之さんは「まず安全で、おいしい。そして量産工場ではできない、効率も考えない商品づくりが特徴です」と語った。
 学生二人は「栗豚ロースハム」「山椒(さんしょう)ベーコン」などを試食し、世界最高レベルとされるドイツ農業協会(DLG)の品評会で獲得した金メダルも撮影した。「書きたいことがいっぱいある」と声を弾ませた。
 西武信金、都商工会連合会が六月に始めた「東京発!物産・逸品WEBモール」には菓子や総菜などを扱う百二十四事業者が参加。都内の桜美林、嘉悦、昭和女子、東京家政学院の四大学や食糧学院の専門学校二校と連携し、学生の視点で販促を後押ししている。
 コロナ禍は対面販売に加え、電子商取引(EC)への対応を中小企業にも迫っている。出展者のうち約二十社は、同信金などの支援でネットショップを今回新たに始めたという。
 WEBモールは今月三十一日まで。詳しくは西武信金のウェブサイトへ。

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