10万円一括は40市町、千葉県内はほとんどが現金選択 野田市は所得制限世帯にも支給

2021年12月22日 07時27分

千葉市役所


 十八歳以下に対する十万円相当の給付について、千葉県内五十四市町村のうち、千葉市と船橋市など四十市町が十万円を一括で給付する一方、茂原市や我孫子市など十四市町村が分割で支給する方向で調整を進めている。二十一日時点でクーポン給付を決めた市町村はなく、ほとんどが現金給付を選択している。 (山口登史)
 クーポン給付について、市町村の担当者からは「相当な事務作業と専用の職員配置が必要」などの声が多く聞かれた。
 金融機関と手続きを進めていた自治体も多く、国の方針が二転三転したことに対し、「もう少し早く方針を決めてほしかった」などの声が聞かれた。現金給付自体についても「貯蓄や市外での消費につながり、地域経済にどれだけのプラス効果があるのかは疑問」と指摘する自治体もあった。
 国が設定した所得制限については、野田市が「子育て世帯を年収で分けることは公平性に欠ける」として、所得制限の対象世帯に対しても、今後独自に十万円を支給する方針。
 十万円を一括で給付する四十市町はいずれも今月中に支給する。浦安市と山武市が二十二日で最も早く、多くは二十四日になる見込み。市原市の担当者は「金融機関が年末年始の休みに入る直前では不測の事態に対応できない」と二十四日に支給する理由を語る。
 一方、分割給付を決めたか検討中の十四市町村はいずれも五万円を年内に支給する一方、残り五万円は、来年一月以降にする自治体が多かった。

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