「イワシ・サバ好漁」の銚子漁港 水揚げ量11年連続日本一が確実に

2021年12月25日 07時40分

銚子漁港で水揚げされた初サンマ=11月22日撮影(市提供)

 今年の銚子漁港の水揚げ量は26万8000トンを超え、11年連続で日本一となることが確実になった。銚子市の集計で明らかになり、越川信一市長は「漁業のみならず、いろいろな産業と関わっていくだけにうれしい。大型船が寄港できるための水深確保など、記録を伸ばすための取り組みを続けたい」と話した。
 時事通信社がまとめた「全国主要32漁港月間取扱高」の10月までの累計に、銚子を含む上位3漁港の11月以降の水揚げ量を市が合算し、比較した。
 それによると、11月までの水揚げ量は、銚子が25万2701トンだったのに対し、2位の釧路(北海道)は20万993トン、3位の焼津は13万102トン。過去3年の12月の水揚げ量は銚子が3万トン台、釧路が2000トン台、焼津が1万トン台のため、2011年以降、連続で日本一を維持する見通しだ。
 今月20日までの銚子の水揚げ量は26万8401トン。魚種別ではイワシが15万8451トン(59.0%)、サバが8万9389トン(33.3%)で大半を占めた。一方、全国的にも不漁が続くサンマは昨年の476トンを大きく下回り、過去最低の18トンにとどまった。
 市はサンマの不漁の原因を「資源量の大幅減」と「高水温によって南下しなかった」としている。イワシ、サバについては「資源量が豊富で、今後も好漁が続く」とみている。日本一の連続記録は最長13年で、釧路が1979〜91年に達成した。(堀場達)

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