立民が「文書通信交通滞在費」の使途、自主公開見送り「先行公開すると混乱」 維新、国民は公開済み

2021年12月28日 19時23分
 立憲民主党は28日の常任幹事会で、国会議員に支給される月額100万円の「文書通信交通滞在費」について、使途を自主公開する党独自のルール制定の見送りを決めた。先の臨時国会では、法改正し使途を公開すべきだと訴えていた。同じく法改正を主張した日本維新の会は既に公開済みで、国民民主党も来年1月分から公開を決めている。
 西村智奈美幹事長は記者会見で、使途公開の見送りについて「全国会議員が同じルールの下で公開するのが筋だ」と説明。党幹部は「各党が(別々に)先行公開すると後に混乱する」と話し、公開に消極的な自民党を含め、全党が同時対応すべきだと強調した。
 常任幹事会ではこのほか、在籍1日の新人議員でも満額受け取れた10月分の日割り相当額を党本部で預かり、法改正後に国庫返納することを確認した。
 文通費を巡っては、臨時国会で立民と維新、国民が「日割り支給」「使途公開」「未使用分の国庫返納」の3点を盛り込んだ法改正案を相次いで提出。日割りのみの先行改正を訴える自民党との協議がまとまらず、法改正は先送りされた。(井上峻輔)

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