生理用品を非対面で無償 1月から千葉県立全中高で配布 「生理の貧困」救済

2021年12月30日 07時17分
生理用品(イメージ)

生理用品(イメージ)

 千葉県教育委員会は、経済的な理由などで生理用品を十分に確保することができない「生理の貧困」の救済策として、来年一月から県内全ての県立高校と県立中学の計百二十三校で生理用品を非対面で無償配布すると発表した。七月から六十二校で先行的にモデル実施中の利用状況を分析した結果、非対面の配布に需要が高いと判断して全県実施を決めた。
 現行は全県立校で生理用品を求める生徒に保健室で養護教諭に申告する対面の形で配布中だが、女子トイレや更衣室などに配備し、必要な生徒が自由にいつでも入手できるようにする。
 モデル校での七〜十一月の調査で対面による配布数八百六十五個に対し、非対面は四千五百九十四個で圧倒的に上回った。何らかの事情で同じ生徒が複数回利用する事例も把握できたといい、県教委は「必要とする生徒が気兼ねなく利用できる場の必要性を把握できた」としている。
 引き続き、提供に併せて生徒が任意で利用個数や氏名をカード記入して相談箱に投函(とうかん)または、スマートフォンでQRコードを読み取り送信する環境をつくり、必要に応じて福祉的な支援につなげる。(中谷秀樹)

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