交通事故死者数で神奈川県が初の全国ワースト 2021年は142人、歩行者が最多

2022年1月4日 19時33分
昨年11月、死亡事故の急増を伝えていた道路標示板=横浜市中区で

昨年11月、死亡事故の急増を伝えていた道路標示板=横浜市中区で

 全国の交通事故死者数が減る中、統計の残る1948年以降初めて都道府県ワーストとなった神奈川県では高齢の歩行者の死亡事故が多く、県警は抑止対策を強める。
 県警によると、死亡者142人のうち、最も多かったのは「歩行者」の50人(35%)で、「二輪車」の47人(33%)が続いた。歩行者のうち、半数程度は飛び出しや信号無視などの不注意や違反があり、65歳以上が31人と6割を占めた。
 ただ、死亡者数を年別で比較すると、前年より2人増えたものの過去4番目に少ない。事故件数と負傷者数も、過去最少だった前年に次ぐ少なさだった。
 県警交通総務課の担当者は「長期的には減少傾向だが、他の都道府県と比べて減少幅が小さい」と分析。歩行者への啓発活動を重点的に進める考えを示した。(酒井翔平)

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