在日米軍のコロナ感染、厚木基地でも69人を確認 横田は65人 林外相、米国務長官に外出制限の導入要請

2022年1月6日 19時17分
 松野博一官房長官は6日の記者会見で、在日米軍施設での米軍関係者の新型コロナウイルス感染者数について、厚木基地(神奈川県綾瀬市、大和市)では69人と初めて公表した。横田基地(東京都福生市など)では65人、嘉手納かでな基地(沖縄県嘉手納町など)では101人いることも日本政府として新たに明らかにした。基地内での感染拡大が各地で起こり、周辺地域への広がりが懸念される状況は深刻化している。(山口哲人)
 公表したのは、米側から報告があった5日時点の感染者数。既に公表している施設では、岩国基地(山口県岩国市)で434人(前日比192人増)、キャンプ・ハンセン(沖縄県金武きん町など)で282人(同23人増)に上った。
 松野氏は会見で、山口、沖縄両県にまん延防止等重点措置の適用が検討されていることを念頭に「在日米軍施設が所在する周辺自治体で感染が急増していることは認識しており、状況を懸念している」と語った。一方で、基地外への移動を制限されていない米軍関係者が原因かどうかについては明言を避けた。
 林芳正外相は6日、ブリンケン米国務長官と電話協議し、在日米軍に基地からの外出制限を導入するなど、感染拡大防止に向けた対策の強化と徹底を申し入れた。ブリンケン氏は「米国にとって地域住民の健康と安全が非常に重要。できる限りのことはしたい」と応じたものの、具体的な対応は言及しなかった。

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