天然氷リンク ときがわ「上サ・スケート場」3年ぶりオープン
2022年1月7日 07時40分
ときがわ町西平の天然氷を使った「上サ(かさ)・スケート場」が約3年ぶりにオープンし、地元の住民や行楽客が滑りを楽しんでいる。
スケート場は1977年、手作りの屋外リンクとして冬季限定で開設され、地元ボランティアが中心となって運営してきたが、台風や新型コロナウイルスの影響で2019〜20年シーズンから2季連続で営業を中止していた。今季は昨年12月下旬に営業を始めた。長さ約60メートル、幅約30メートル、氷の厚さ約10センチ。近くの都幾川から引いた水をまき、氷点下となる夜間に固まって天然氷を維持している。運営管理する町スポーツ協会スケート部の岩崎弥一郎部長(69)は「県内ではここにしかない天然リンク。久しぶりに営業できるので、楽しんでもらえたら」と来場を呼び掛ける。
営業は2月13日までの土日祝日(予定)。午前9時〜午後4時。今月10日までは毎日営業する。滑走料は高校生以上500円、中学生以下200円。貸し靴(有料)もある。9日と16日の午前はスケート教室(参加自由)を開催予定。
営業日でもリンクの状態によって休むことがあり、町の公式サイトで情報を確認できる。(武藤康弘)
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