浅草歌舞伎は中止でも… 尾上松也ら若手、歌舞伎座で「岩戸の景清」

2022年1月7日 07時41分

「岩戸の景清」に出演する尾上松也=東京・歌舞伎座で

 次代を担う花形俳優の登竜門で、毎年一月に東京・浅草公会堂で開かれる「新春浅草歌舞伎」が昨年に続いて中止になり、尾上松也(36)ら若手八人が、東京・歌舞伎座「壽(ことぶき) 初春大歌舞伎」第三部で「岩戸の景清(かげきよ)」に出演している。ダークヒーロー的な平家の勇将、景清役の松也は「希望に満ちた一年を送れると思える舞台に」と意気込む。
 平家の滅亡後、源頼朝への復讐(ふくしゅう)に燃える景清。岩屋に閉じこもって念じると天下は暗闇となり、源氏方の大名は神事を行う。やがて景清が姿を現すと…。「だんまり」など様式美が楽しめる演目だ。
 二〇一五年から浅草歌舞伎を引っ張ってきた松也。気持ちを切り替え、「豪華で若手が挑戦するのにもってこい。歌舞伎のけれん味が存分に楽しめる」とアピールする。
 他に坂東巳之助、中村種之助、中村隼人らが出演。二十七日まで(十一、十九日休演)。第三部は午後六時開演。チケットホン松竹=(電)0570・000489。 (谷岡聖史)

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