日韓対立、米が仲介提案 双方に一時停止促す

2019年8月1日 02時00分
 【ワシントン=金杉貴雄】米政府高官は三十日、日本による対韓輸出規制強化や元徴用工問題など、深刻化する日韓対立の一時停止に合意するよう両国に提案している、と明らかにした。米英の通信社がそれぞれ報じた。
 米ブルームバーグ通信によると、米政府高官は三十日、記者団に対し「米国は日韓両国がさらに交渉の時間を確保するため、『停止協定』を結ぶことを働き掛けている」と語った。
 ボルトン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が両国の担当者と話したとも指摘した。
 ロイター通信も同様に、政府高官の話として、米国が日韓両国に対し、深刻な外交対立に関する「停止協定」への署名を検討するように提案してきた、と伝えた。
 政府高官は協定について「両国の相違を何も解決しないが、協議を行う一定の間、両国のさらなる行動を制するだろう」と強調。停止の期間は決まっていないとした。米国は、八月二十四日に更新期限を迎える日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)についても注目しているとも報じた。
 トランプ大統領は七月十九日、韓国の文在寅大統領から仲介を頼まれたと明かし、「もし(日韓)双方から求められれば、私は関与するだろう」と語っていた。

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