<国会バリアフリー>参院1日初登院へ改修

2019年7月29日 02時00分

参院本会議場のバリアフリー化に向けて、いすを取り外す作業員=28日、国会で(市川和宏撮影)

 参院は二十八日、参院選でれいわ新選組から初当選した重い身体障害のある船後靖彦氏(61)と木村英子氏(54)の議員活動に対応するため、本会議場のバリアフリー化工事を行った。通常より大型の車いすを利用するため、三人分の議席を改造してスペースを確保。臨時国会は八月一日召集予定で、初登院となる。
 船後氏は、次第に全身が動かせなくなる難病ALS患者、木村氏は脳性まひの重度障害者で、手足を自由に動かすのが難しい。
 この日は、参院の依頼を受けた業者が朝から作業を開始。出入り口に近い最後方の三議席分のいすを取り外した。足元の段差も取り除いた。
 参院事務局によると、医療機器用の電源取り付けを残し、改修工事をほぼ終えた。本会議場の改修費用は約七十万円だった。
 一日の初登院に用いられる中央玄関には仮設のスロープを用意する。参院が採用している押しボタン式の投票装置は船後氏らの議席にはまだ設置されていないため、秋に改めて開かれる見通しの臨時国会までに整備を終える計画だ。

関連キーワード

PR情報

政治の新着

記事一覧