高尾山から浅川流域 野鳥図鑑出版 八王子・日野カワセミ会 「観察の楽しさ知って」

2022年1月10日 06時44分

野鳥図鑑を発行した八王子・日野カワセミ会の粕谷和夫会長=八王子市で

 八王子、日野両市内で、高尾山から浅川流域の地域に生息する野鳥を紹介する図鑑が出版された。発行したのは野鳥観察を続ける市民グループ「八王子・日野カワセミ会」。QRコードを読み取り、会のホームページにアクセスすると、野鳥の鳴き声を聞けるなど初心者にも使いやすい工夫を凝らした。(布施谷航)

◆初心者にも使いやすく

 「高尾・浅川野鳥図鑑」には、地域に生息する約二百七十種のうち、キジやカケス、オオルリなど主な百種を、会員が撮影した写真とともに掲載。市街地や山地、河川の周辺と、各野鳥の生息場所が分かるようにした。ハクセキレイとセグロセキレイなど、見分けが付きにくい鳥を近くに並べているのも特徴だ。
 二〇二〇年に会が発足三十五年を迎えたのをきっかけに、「多くの人に野鳥観察の楽しさを知ってもらおう」と企画し、昨年十一月に発行した。未経験者向けに、双眼鏡の選び方や観察時のマナーを紹介するコーナーも設けた。新書判サイズで、ポケットに入れて持ち運べる。雨や泥で汚れても拭き取れるよう表紙と背表紙はラミネート加工されている。
 会員は現在、小学生から大人までの約二百二十人。八王子市や日野市を中心に探鳥会を開くほか、月に一度、二十コースで野鳥の数を数えている。粕谷和夫会長(82)は「野鳥を観察することで、自然環境への関心も高めてもらいたい」と話している。
 七十六ページで九百九十円。八王子市内の書店のほか、ネットでも販売している。問い合わせは揺籃(ようらん)社=電042(620)2615。八王子・日野カワセミ会の連絡先は粕谷会長=電090(6125)5769=へ。

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