浦安市 ディズニーシーで成人式 ミッキーが祝福 接触省き時短で分散開催
2022年1月10日 18時42分
「成人の日」の10日、浦安市の式典が東京ディズニーシー(TDS)で催された。このテーマパークは2001年に開業し、新成人と同じ年であるため、実行委員会のメンバーがシーでの開催を希望。参加者からは「コロナ禍でも、この場所で開催できたことがうれしい」との声が相次いだ。
同市が東京ディズニーリゾートで行う成人式は、今年で21回目。コロナ禍のため開催時間を昨年に続いて約20分に短縮し、新成人とミッキーマウスが触れ合うショーを省いた。さらに「三密」対策で計4回に振り分けるなどし、計1718人が参加した。
式典では、内田悦嗣市長の祝辞や実行委員による新成人の思いの発表などがあった。続いてステージではミッキーと仲間たちがダンスや歌でエールを送っていた。
今年のテーマは「恩~未来を描く2000の想い」。市内の新成人は2078人であることから、実行委員長の清水亮佑さん(20)は「これまで多くの人に支えられてきたから、その感謝を伝えたかった」。副実行委員長の渡辺真帆さん(20)=いずれも大学2年=は「これまでボランティア活動をしてきたので、将来は誰かの役に立つ仕事をしたい」と話していた。
浦安市の成人式は昨年、それまでの式典会場であるディズニーランド(TDL)の舞台が改修工事中であり、緊急事態宣言が発令されていたため、3月に延期しディズニーシーで行われた。(保母哲)
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