横浜市の成人式に2万2000人参加 感染対策で4回に分けて開催 希望者に抗原検査キット配布

2022年1月10日 19時40分
間隔を空けて着席した新成人=10日、横浜市港北区の横浜アリーナで

間隔を空けて着席した新成人=10日、横浜市港北区の横浜アリーナで

 新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」が急拡大する中、成人の日の10日、各地で式典が開かれた。自治体は回数を分けて式を開催するなど感染防止対策を施し、祝宴の自粛など、大人として責任ある行動を呼び掛けた。新成人たちはマスクを付けた晴れ着姿で、門出を喜び合った。
 全国の市町村で最多の約3万6000人の新成人を抱える横浜市は、横浜アリーナ(港北区)で成人式を開催した。新型コロナウイルス対策で4回に分けて実施し、約2万2000人が出席。市はワクチン未接種の新成人に抗原検査キットを準備し、希望した約2500人に事前に無料配布したほか、参加を見送った新成人のため、式典の様子をインターネットで配信した。
 会場内で新成人は検温や手指消毒を済ませ、間隔を空けて着席。大型ビジョンには「成人式後の会食は自粛しましょう」と何度も表示された。式典では山中竹春市長が「新成人の責任と行動を信じて開催を決断した。自分らしく社会に貢献できる形を見つけてほしい」とあいさつした。
 式典後、会場周辺ではスタッフが「立ち止まらずにお進みください」と呼び掛ける中、新成人たちは旧友との再会に笑顔を見せ、写真撮影を楽しんでいた。仙台市内の大学に通う大上悠太さん(20)は「人に会う機会が減る中、開催してもらえてありがたい。責任を持ち、周りに何かを還元できる大人になりたい」と話した。(丸山耀平)

おすすめ情報