日本の防衛負担増、議論へ 米国務次官補が三沢基地で会見

2019年7月14日 02時00分
 就任後初めての外国訪問で来日しているスティルウェル米国務次官補(東アジア・太平洋担当、写真)は十三日、米軍三沢基地(青森県三沢市)で記者会見し、中国や北朝鮮を念頭に「日米の同盟関係は、地域の情勢に対応して常に変化していくものだ」と述べ、日本の将来的な負担増も含めて日本側と幅広く議論したいとの考えを示した。
 日本は防衛費を増額し、米軍との一体運用を可能とする一連の法整備を進めてきたが、トランプ米大統領は最近、日米安全保障条約が「不公平」だと不満を示している。スティルウェル氏は日米同盟が片務的だとするトランプ氏の主張には反論せず、「同盟は新しい脅威に適応する必要がある」と語った。
 三沢基地で司令官などとして計六年勤務し、日本の安全保障に精通するスティルウェル氏は「両国の利害が重なる部分に注力することが大事だ。双方に利益がもたらされるようにしたい」と述べ、両国の関係を損なわないよう現実的な対応を模索する考えを示した。

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