次に会えるのはいつ 双子パンダ シャオシャオ・レイレイ 上野動物園一般公開

2022年1月13日 07時06分

双子パンダ公開記念乗車券の販売場所=京成上野駅で

 上野動物園(台東区)で十二日、始まった双子のジャイアントパンダ、シャオシャオ(雄)とレイレイ(雌)の一般公開。園は新型コロナの感染急拡大を受けて臨時休園となり、見ることができるのは、抽選の当選者のみで三日間だけ。公開記念の行事や物販も中止となった。地元の商業関係者からは「コロナ禍で停滞する地元経済を活性化するチャンスだったので残念。一日も早い再開を」と切望する声が聞かれた。(太田理英子)
 「コロナはいつも楽しみや期待をつぶしてしまう。双子を孫のように思い、会えるのを心待ちにしていたのに」。双子の名付け親の一人で、上野観光連盟の二木(ふたつぎ)忠男理事長(68)は臨時休園に肩を落とす。
 JR上野駅周辺の商店街では、十二日から観覧チケットを持った人への割引サービスや関連グッズの販売を予定していたが、すべて中止に。二木理事長は「花見シーズンに向けて盛り上げていきたかった。感染拡大がどう抑えられるのか分からないが、少しでも早く平常に戻ってほしい」と語った。

上野動物園近くの路上に飾られている双子パンダの垂れ幕=いずれも台東区で

 松坂屋上野店でも、十二日から予定していた「パンダまんじゅう」やオリジナルステッカーの配布、パンダをモチーフとしたグッズ販売などをすべて取りやめた。担当者は「非常に残念だが、また盛り上げられるよう、万全の態勢で準備して園の再開を待ちたい」と話した。
 一方、京成電鉄(千葉県市川市)は十二日から予定通り、都内と同県内二十駅で双子公開の記念乗車券の販売を始めた。京成上野駅では、販売開始の午前九時時点で二十人弱が列をつくり、中には始発電車で来たという人も。
 幼少期から「上野パンダ」のファンで、ユーチューブで双子パンダの動画をよく見ているという葛飾区のアルバイト長谷川優子さん(47)は「観覧の抽選が外れてしまった。(また応募するつもりだったので)休園はショック。乗車券は使わずに大切に取っておき、公開を待ちたい」と話した。

「少しでも早く園が再開してほしい」と話す二木理事長


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