「空き家生かし移住しやすく」 渋川市出身の星野さん 地域おこし協力隊員に

2022年1月13日 07時09分

委嘱状を手にする星野さん(左)と高木市長=渋川市で

 渋川市は、空き家の利活用分野で活躍してもらおうと、同市赤城町出身の星野隼人さん(26)に地域おこし協力隊員を委嘱した。星野さんは市や地域住民と協力し、空き家所有者と移住希望者のマッチングや空き家情報の発信などに取り組む。(石井宏昌)
 市役所で委嘱式があり、星野さんは「空き家を活用し、移住希望者をサポートすることで移住しやすい環境を整えたい。活動を通じて勉強し、ゆくゆくは空き家利活用の分野で起業したい」と抱負を語った。空き家対策に取り組む市に協力し、会員制交流サイト(SNS)での情報発信や相談、空き家の改装や修復に関する助言などを行う。
 星野さんは高校卒業まで市内で生活し、大学進学を機に都内に転居。卒業後は大手警備会社に勤務した。母校の刀川小が統廃合で廃校になったことをきっかけに空き家の利活用に携わりたいと考えるようになり、市の隊員募集に応募した。
 高木勉市長は「空き家は年々増えており、難しい課題だが、資源として利活用することにチャレンジしてほしい」と激励した。市によると、市内の空き家は先月十五日現在で千四百五件ある。

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