「住みたい田舎ランキング」栃木で人気の街は? 「若者・単身」「子育て世代」に足利市、「シニア世代」には栃木市

2022年1月13日 07時09分

「田舎暮らしの本」2月号の表紙

 地方移住の魅力や最新事情を紹介する月刊誌「田舎暮らしの本」(宝島社)の新春恒例企画「『住みたい田舎』ベストランキング」二〇二二年版で、世代別の「若者世代・単身者」と「子育て世代」二部門で県内トップの足利市と、「シニア世代」部門県内トップの栃木市が、北関東エリア(栃木、群馬、茨城三県)全体でもそれぞれ二位となり、移住地としての高い魅力が評価された。(梅村武史)
 同誌最新刊の二月号(一月四日発売)に掲載された二〇二二年版住みたい田舎ベストランキング。全国七百五十一自治体へのアンケートを実施し、移住支援や医療、子育て、環境、就労支援、若者の地域参加など二百七十六項目の情報を同誌編集部が点数化して順位付けしている。北関東エリアでは五十二自治体が参加、三部門とも一位は常陸太田市(茨城県)だった。
 足利市はJR足利駅構内に一九年、移住相談窓口を設置し、土・日曜もオンライン相談に対応。テレワーカー補助金制度や移住者と地元住民の交流会を企画する交流支援にも力を入れ、調査期間の昨年四〜十月に十世帯十七人の移住者を受け入れた。
 市まちの魅力創出課の担当者は「若い世代をターゲットに、継続的に続けてきた努力が実を結びつつある。さらに加速させたい」と意気込む。
 シニアに人気の栃木市は、物件数、成約数とも全国トップクラスの充実した空き家バンク制度があり、住宅取得や通勤通学補助など多くの支援制度をそろえる。昨年四〜十月に世帯主が六十歳以上の七世帯十人が移住した。
 市地域政策課の担当者は「落ち着いた蔵の街の風情がシニア世代にアピールするのでは。都内まで約一時間のアクセスの良さも移住希望者の背中を押している」と話す。
 同誌のランキングは一三年に始まり今回で十回目。参加自治体七百五十一は過去最多という。柳順一編集長は「コロナ禍時代に求められるオンライン化など時代に合ったデータも含め、客観的に集計した。移住希望者だけでなく、行政関係者からも注目してもらっている」と話していた。

若者や子育て世代に人気の足利市=同市役所で

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