徳川将軍家支えた一門の輝き 御三家・御三卿 江戸東京博物館で企画展

2022年1月14日 07時15分

徳川将軍家ゆかりの品々が並ぶ企画展=墨田区の江戸東京博物館で

 江戸時代、徳川将軍家を支えた御三家や御三卿(ごさんきょう)と呼ばれる徳川家康の子孫たちにスポットを当てた企画展「徳川一門−将軍家をささえたひとびと−」が江戸東京博物館(墨田区横網)で開かれている。(長竹祐子)
 家康が一六〇三年に江戸幕府を開いて以降、二百六十年以上も続いた江戸時代を通じ、徳川家が将軍家として存続した背景には、家康の子息を祖とする尾張、紀伊、水戸の「御三家」や、八代吉宗と九代家重の子息がつらなる田安、一橋、清水の「御三卿」の役割が大きかったとされる。
 展示会場では、神格化された家康を描いた「東照大権現像」や、徳川宗家に伝わる家系図、十四代家茂の正室となった皇女和宮のひな道具など将軍家ゆかりの品々が並ぶ。最後の将軍十五代慶喜が大政奉還について記した書物や、着物などもある。
 徳川家の末裔(まつえい)で徳川記念財団学芸部長の徳川典子さんによると、御三卿の一つ一橋家出身の十一代家斉(いえなり)は、五十三人の子女をもうけ、次々に御三家や大名家などと婚姻させたという。徳川さんは「断絶することなく脈々と続いてきた徳川家の一族の流れを見てほしい」と話した。
 都、同館、都歴史文化財団、徳川記念財団主催。
 三月六日まで。入館料のみで観覧できる。一般六百円など。月曜休館。問い合わせは、江戸東京博物館=電03(3626)9974=へ。

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