新橋演舞場で歌舞伎公演「いぶき、」 若手ら大役に挑戦

2022年1月14日 07時33分

「いぶき、」に出演する中村児太郎(前列中央)ら=東京・歌舞伎座で

 大役をつとめるチャンスの少ない若手や門閥外の俳優による歌舞伎公演「いぶき、」が二十一〜二十三日、東京・新橋演舞場で開かれる。「未来へつなぐ新しい挑戦」として市川海老蔵が企画。昨年六月の京都・南座に続いて二回目で、中村児太郎(28)は「次があるかは結果次第。責任を負うプレッシャーは大きいが、すべてのエネルギーを費やす」と意気込む。
 三演目を上演する。世話物「与話情浮名横櫛(よわなさけうきなのよこぐし) 源氏店(げんじだな)」で主人公の切られ与三郎を演じる市川九団次(49)は「数々の先輩がつとめた役を自分がするのは非常に怖いが、色気や哀愁を研究したい」。お富役の大谷広松(28)は「本気で九団次さんにほれてもらえるようにつとめたい」と語った。
 ほかに「曽我(そがの)対面」が題材の華やかな舞踊「春調娘七種(はるのしらべむすめななくさ)」、妖しい魅力の舞踊劇「忍夜恋曲者(しのびよるこいはくせもの) 将門」を上演。児太郎は「忍夜−」で平将門の娘、滝夜叉姫(たきやしゃひめ)を演じる。チケットホン松竹=(電)0570・000489。 (谷岡聖史)

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