宿泊療養者に名物駅弁…運が良ければ老舗料亭の仕出し弁当も? 不評に応えて小池都知事「少しでも彩りを」

2022年1月14日 18時15分

山形の牛肉どまん中

 新型コロナウイルスに感染し宿泊療養施設に入所している人の食事メニューを充実させようと、東京都は16日から、各地の名物駅弁を週に1回程度提供する。今後は機内食や有名料亭の仕出し弁当も加える方針だ。

神奈川の鯛めし

 主に無症状者や軽症者が入る宿泊療養施設の食事は栄養バランスは考慮されているが、3食とも同じような味付けになりがち。入所者からは「味や見た目があきてくる」といった声が寄せられることもあった。
 新変異株「オミクロン株」が拡大する中、都は家庭内感染を防ぐため、無症状者らに原則、宿泊療養を求めており、小池百合子知事は、14日の会見で「単調になりがちな療養に、少しでも彩りを添える工夫もしようと」と話した。

宮城の炭火焼き牛たん弁当

 初回は山形の「牛肉どまん中」と東京の「深川めし」、神奈川の「鯛めし」、宮城の「炭火焼き牛たん弁当」の4種類で、計1000食を4カ所の療養施設に用意。入所者が4種類から選べるようにしたいという。
 13日時点の宿泊療養者は20施設に約2300人おり全員には行き渡らないが、次回提供時も滞在中で、今回食べられなかった人に優先的に調整する。
 時期は未定だが、日本航空の機内食のほか、料亭の仕出し弁当も数百食用意する。小池知事は老舗料亭「なだ万」を例に挙げた。都の担当者は「入所期間はおおむね6~7日。必ず出すと約束はできないが、一度は提供できるようにしたい」と話している。(原昌志)

東京の深川めし

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