オミクロン株、濃厚接触者の待機期間を10日間に短縮と発表 エッセンシャルワーカーは最短6日

2022年1月14日 23時16分
新型コロナウイルスのオミクロン株(国立感染症研究所提供)

新型コロナウイルスのオミクロン株(国立感染症研究所提供)

 新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」の感染拡大を受けて、厚生労働省は14日、感染者の濃厚接触者の待機期間を現在の14日間から10日間に短縮すると発表した。警察や保育、介護職員など、社会機能維持に必要な「エッセンシャルワーカー」に限り、最短で待機6日目の検査で陰性なら解除できる。対象職種などは感染状況を踏まえて自治体が判断する。14日に自治体へ通知した。
 海外のオミクロン株流行国から到着した入国者に求める自主待機も14日間から10日間に短縮する。
 オミクロン株の感染急拡大に伴い濃厚接触者も急増。社会経済活動に不可欠な人材が確保できない恐れが強まっていた。国内の疫学調査で得られた情報などを国立感染症研究所が分析した結果、オミクロン株の潜伏期間は3日程度で、10日を超えることは極めてまれだと分かったことなどを踏まえ見直した。
 待機期間の短縮方針は、オミクロン株への感染が確認された場合に適用する。オミクロン株の割合が70%以上となるなど置き換わりが進んだ地域も同様に扱う。
 厚労省によると、オミクロン株疑いの検出率が1月9日までの1週間で70%を超えたのは、東京、大阪、沖縄など計40都府県(暫定値)に上る。同省担当者は、オミクロン株が広がっていない地域は、従来の14日間の待機期間が維持されるとの認識を示した。(共同)

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