八王子産米でSDGs学ぼう 給食で提供 酒かすのかす汁と米粉で作ったカップケーキ

2022年1月15日 06時42分

カップケーキをほおばる児童たち=八王子市立宇津木台小学校で(市提供)

 八王子産米を原料とする日本酒「高尾の天狗(てんぐ)」の製造過程で副産物としてできる米粉や酒かすを使った給食メニューが、八王子市内の小中学校で提供されている。子どもたちは、地産地消とともにSDGs(国連が提唱する持続可能な開発目標)の大切さも学んでいる。(布施谷航)
 高尾の天狗には、同市高月町で収穫されるブランド米「八王子高月清流米」と酒米の「ひとごこち」を使用している。給食では、製造過程で白米を削る際に出る米粉をカップケーキに、米を発酵させてつくった「もろみ」をしぼる時にできる酒かすをかす汁にして提供される。
 メニューは十二〜三十一日に、市立の全小中学校で出される。十二日に米粉のカップケーキを食べた宇津木台小の児童らは「普通のカップケーキよりふんわりしておいしかった」「米の甘みを感じられた」などと満足した様子だった。
 酒かすや米粉は利用しなければ廃棄物となるが、高尾の天狗を製造している酒造・販売会社「舞姫」は、酒かすを使ったわさび漬けや甘酒、米粉を加工した団子などを販売している。西仲鎌司社長は「食育での活用だけでなく、SDGsについても関心を高めてもらいたい」と話している。

関連キーワード


おすすめ情報

東京の新着

記事一覧