秦野市長選あす告示 現新の一騎打ちか

2022年1月15日 06時54分
 秦野市長選は十六日、告示される。ともに無所属で、再選を目指す現職の高橋昌和さん(65)と、新人の元市職員佐藤伸一さん(54)の二人が立候補を表明している。
 高橋さんは、中学校給食を一期で実現した実績を強調。気候変動対策や小田急四駅周辺の活性化、表丹沢を中心に森林観光都市を目指すことなどを訴える。
 元市課長や参事を務めた佐藤さんは、新東名高速のスマートインターチェンジを生かした活性策、身を切る行政改革、若者参加の街づくりなどを掲げる。
 投票は二十三日午前七時〜午後八時に市内三十七カ所で行われ、午後八時四十五分から市総合体育館で開票される。先月一日現在の選挙人名簿登録者数は十三万五千百四人。

◆立候補予定者の公開討論会 青年会議所が動画公開

公開討論した高橋さん(左)と佐藤さん=秦野市で

 秦野市長選の立候補予定者による公開討論会が十三日夜、市内であり、高橋昌和さんと、佐藤伸一さんが市政課題の意見を交わした。
 教育・子育てでは、佐藤さんが「お年寄りを支えるという福祉ではなく、お年寄りが子どもをみる福祉も向上する町を目指す」と主張。高橋さんは「秦野赤十字病院の小児科医が昨春、一人から三人に増えて入院も可能になり、分娩(ぶんべん)再開の第一歩」と強調した。
 新型コロナウイルス対策を問われた高橋さんは「感染拡大の防止と社会経済活動の両立を目指し、二十三回の補正予算を組み、切れ目のない対応をした」と述べた。自身のサイトなどで「市の対応は近隣市町に比べ後手」と批判する佐藤さんは「市民、事業者に何がいいのか、市独自の対策を組み上げたい」と話した。
 高橋さんが公約し、先月実現した中学校の完全給食について、高橋さんは、給食費無料化を主張する佐藤さんに「無料化の予算はどのくらい必要か」と質問。佐藤さんは「財源を見直し、十五年くらい先に無料化になればいい」と答え、「学校給食センターに資源化施設がなく、残った食品がごみとして排出されている」と問題提起した。
 秦野青年会議所(JC)が主催し、八十人が参加した。討論はユーチューブで視聴できる。(西岡聖雄)

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