スポーツ通じ放課後の居場所 小学生対象に久喜市でサッカークラブ開設

2022年1月15日 07時06分

小学生の放課後の居場所となる施設を開設した瀬川さん=久喜市南栗橋のファルカオスポーツベースで

 久喜市でサッカースクールを開く一般社団法人「ファルカオフットボールクラブ」が今月、小学生の放課後の居場所としてスポーツを楽しめる施設を同市南栗橋四に開設した。活動を通じて経済的困窮世帯の子らの支援にもつなげたい考え。(寺本康弘)
 誕生した施設「ファルカオスポーツベース」は栗橋南小学校正門の目の前にあり、以前は農産物直売所だった空き家をリフォームした。目玉の室内運動スペースは広さ約百二十平方メートルで、天井は二階建ての高さほどある。ディスクゴルフやボッチャ、モルックなど多彩なスポーツ用具をそろえる。本格的な活動開始は今春を見込む。
 対象は同市栗橋地区の小学生。運動スペースの利用は、事前登録と保険への加入など千円程度の初期費用以外は無料にする予定だ。運動スペースの開設は火曜−金曜日の午後二〜五時。クラブのサッカー指導者が子どもたちを見守りながら一緒に遊ぶ。
 困窮世帯の子どもだけでなく、幅広くスポーツ好きの子どもが集える場所として受け入れ、放課後の楽しい居場所の提供という形で支援する。今後は施設内に設けたカフェスペースで、地域の人らに提供する飲食の収益を運営費に充てるなどする。活動にあたっては日本財団の助成を受けた。
 事業を発案したクラブの瀬川泰祐代表理事(48)は、二〇二〇年春の新型コロナウイルスの流行で活動休止となった際、日常に必要とされる地域スポーツとは何かを模索し、今回の活動にたどり着いた。瀬川さんは「スポーツを通じて子どもたちのあしたを生きる力を育みたい」と話している。

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