分かりやすい会話、書き言葉で外国人に対応 入間市職員が「やさしい日本語基礎講座」で学ぶ

2022年1月15日 07時06分

「やさしい日本語」の基礎を学ぶ市職員ら=入間市役所で

 公務員が外国人市民に分かりやすい日本語で応対するための「やさしい日本語基礎講座」が十四日、入間市役所であり、同市職員約二十人が書き言葉と会話で注意すべき点を学んだ。
 東京出入国在留管理局(東京入管)在留支援部門の安本大輔統括審査官(46)が、同入管作成のマニュアルを基に講師を務めた。日本語が得意ではない外国出身者とのやりとりを想定し、書き言葉編では「二重否定を使わない」「漢語より和語を使う」「抽象的な言葉は避ける」などのポイントを挙げた。
 会話編ではワンフレーズを短く、ゆっくり話すことに重きを置き、例えば「ご遠慮ください」を「しないでください」に言い換えるよう勧めた。また、外国人市民が新型コロナウイルスワクチン接種の相談で来庁した場合を例に、「かかりつけ医」「医療機関」など外国人になじみの薄い言葉は避けるよう説いた。
 受講した市民課の田島由美子さんは「外国籍の市民と接する機会が多く、具体的な言い換えや文書作成のあり方を学べて有意義だった」と振り返った。
 同市在住の外国人は総人口の約1・55%に当たる二千二百七十四人(今月一日現在)。(武藤康弘)

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