<FUJI’S>言葉だけでなく

2022年1月15日 07時42分
 政治家は言葉が命といわれるが、そこに行動が伴えば、より説得力が増す。
 裾野市長選を約一年後に控えた昨年二月。市は慢性化した税収減への危機感から、市独自の財政非常事態を宣言。高齢者らの交通の足になっている自主運行バスの廃止など、選挙で不利に働きかねない見直しも決断している。
 「やると決めたらやり抜く。ばか正直さをご理解いただければと思う」。市外在住の筆者は、高村謙二市長の言葉に強い覚悟を感じ、一定の理解はできた。しかし、実際に自分たちの生活にしわ寄せが及ぶ市民の目は、よりシビアだ。
 ある市民は「協力しようと思えるような姿勢を見せてほしい」とぼやく。痛みが伴う改革への理解を広げるには、まずは自分たちが率先してわが身を削るぐらいの姿勢が必要だろう。(富士通信部・佐野周平)

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