スーチー氏、新たに5件の汚職で訴追 国軍はイメージダウン狙うが国外から批判相次ぐ

2022年1月15日 20時42分
アウンサンスーチー氏(AP)

アウンサンスーチー氏(AP)

 【バンコク=岩崎健太朗】ミャンマー国軍の司法当局は14日、民主化指導者アウンサンスーチー氏(76)を新たに5件の汚職の罪で訴追した。関係者が明らかにした。すでに10件以上で裁判にかけられ、国軍はスーチー氏率いる国民民主連盟(NLD)政権で不正が広がっていたとの印象付けを狙っているが、国内外から「政治的な思惑の訴追だ」と批判が相次いでいる。
 新たな訴追案件は、ヘリコプターの購入やリースで規則に反し、国に損害を与えたなど。スーチー氏はすべてで無罪を主張しているが、昨年12月以降、2度の判決で計6年の禁錮刑が言い渡され、最大で計100年以上の禁錮刑が科される可能性がある。国軍報道官は14日の記者会見で「誰も法の上にいるわけではない。法に従って裁かれるだけだ」と主張した。

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