プラごみ 一時保管量2倍に 環境省、中国が輸入禁止で

2019年6月27日 16時00分
 環境省は二十七日までに、国内の廃棄物処理業者が一時的に保管できるプラスチックごみの量の上限を、現在の二倍に引き上げる方針を固めた。中国のプラごみ輸入禁止などで国内処理が追い付かず、保管量が増えており不法投棄を防止する。
 二十七日から七月二十七日まで一般から意見を公募した上で省令を改正し、八月下旬から実施する予定。
 現在保管可能なプラごみの量は、業者が一日に処理できる量の十四日分までとなっている。自治体からの認定を受けた業者に限り、これを二十八日分に引き上げる。
 環境省によると、プラごみの国内排出量は年間約九百万トンで、そのうち百万トン以上を海外に輸出してきた。最大の引受先だった中国が二〇一八年から輸入を禁止したため、国内で滞留している。
 環境省の今年二月末時点の調査によると、12・3%の自治体が保管量の上限を超えた処理業者を確認。処理の推進に向け、同省は五月、各自治体に産業廃棄物として回収したプラごみを、焼却施設などで積極的に受け入れるよう要請した。

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