トンガ沖津波で夜中に緊急メール誤送信、20通以上も 神奈川県知事「受験生に大きな不安」と謝罪

2022年1月17日 07時10分
黒岩祐治神奈川県知事

黒岩祐治神奈川県知事

 南太平洋のトンガ沖で起きた海底火山の大規模噴火を巡り、津波に関する緊急速報メールを神奈川県が誤って何度も配信したことについて、黒岩祐治知事は十六日、「県民の皆さんに多大なご迷惑をおかけした。特に受験生の皆さんには大事な時期に大きな不安を与えることになり、深くおわびする」との謝罪コメントを発表した。
 県によると緊急速報メールは想定では、気象庁が津波警報を発表した際に気象庁から配信し、県の役割は警報から注意報に切り替わった際に配信する。ところが今回、気象庁が十六日午前零時十五分に津波注意報を発表すると、一分後に県が東京湾と相模湾・三浦半島に津波が到達する高さを配信。その後同じ文面のメールを計八通送り、さらに、東京湾の津波到達予想を伝えるメールを午前七時三十一分までに計十二通送った。
 配信対象は沿岸の十六市町だが隣接する他地域の住民が受信した可能性があり、また市境の住民が複数の自治体からの配信を受け取るなどし、二十通以上届いた例もあるという。県には十六日に苦情の電話が殺到し、電話が鳴りやまない状態となった。
 県によると、今回の津波で避難所を開設した自治体はなく、けが人や建物被害の報告はない。(石原真樹)

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