甘〜いリンゴ 春までまたね 沼田で4万個を雪の中に埋め込む

2022年1月17日 07時15分

リンゴを埋める作業をする関係者=沼田市で

 リンゴが特産の沼田市で、雪の中でリンゴを保存して風味を上げる名物「雪んこりんご」のためにリンゴ約四万個を雪中に埋め込む作業があった。雪の中は温度と湿度が一定で、貯蔵したリンゴは収穫時に近い風味を保つという。大型連休前の四月下旬に掘り出して、組合員の直売場などで販売する。
 市りんご組合(関口元雄組合長)の組合員有志と市内の県農業技術センター中山間地園芸研究センターが、昨年十一月に収穫した「ふじ」や「スリムレッド」を持ち寄った。組合員は吹雪の中、同市上発知町の玉原高原ペンション村の一角の雪の中に、リンゴ約十六トンを納めたコンテナ約八百箱を次々と埋めていった。ネズミ除けを厳重に施したコンテナの上に、さらに約四メートルの雪をかぶせる。
 関口組合長(56)は「組合の先輩が、雪の中に落果したリンゴがおいしかったので雪中貯蔵を発想したと聞く。リンゴを埋め込む敷地の提供や雪で覆う作業を行うペンションの協力に感謝しています」と話した。

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