東大前刺傷事件、逮捕された少年「事件当日に下見」と供述 包丁「自分で買って持ってきた」

2022年1月17日 11時07分
受験生らが刺された東京大学試験会場の現場付近を調べる捜査員ら=15日午前、東京都文京区で

受験生らが刺された東京大学試験会場の現場付近を調べる捜査員ら=15日午前、東京都文京区で

 東京大学弥生キャンパス(東京都文京区)前の路上で大学入学共通テストの受験生ら3人が刃物で刺され負傷した事件で、殺人未遂容疑で逮捕された名古屋市の少年(17)が「事件当日に大学周辺を下見した」と話していることが、警視庁への取材で分かった。同庁は、周到に準備を進めたとみて調べる。
 警視庁によると、少年は14日午後11時ごろ、名古屋を出発する高速バスに乗り、15日午前6時ごろ、東京駅日本橋口に到着。地下鉄を乗り継ぎ、現場に近い東京メトロ南北線東大前駅に到着した。事件が発生したのは同8時半ごろで、その間に周辺の下見をしたとみられる。
 また少年は事件で使った包丁(刃渡り約12センチ)のほか、所持していたナイフ(同約6センチ)と折り畳み式ののこぎり(同約21センチ)について、いずれも「自分で買って自宅から持ってきた」と話していることも判明。取り押さえられた際、着火剤や大量の可燃性の液体も所持しており、同庁が入手先を調べる。
 事件では、男性(72)といずれも受験生の女子高校生(17)、男子高校生(18)が相次ぎ背中を刺された。男性は重傷で、高校生の男女は命に別条はない。
 警視庁は17日午前、少年を送検した。

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