中国の実質GDP、4.0%増に鈍化 新型コロナ長期化が影響 2021年10~12月期

2022年1月17日 12時11分
オフィス街の移動検査場で新型コロナの検査をする人々=16日、北京市内で(AP)

オフィス街の移動検査場で新型コロナの検査をする人々=16日、北京市内で(AP)

 【北京=白山泉】中国国家統計局が17日発表した2021年10〜12月期の国内総生産(GDP)は、物価の影響を除いた実質で前年同期比4.0%増で、前期の4.9%増より0.9ポイント低かった。新型コロナウイルスの感染が長期化したことで、投資や消費が鈍化。中国恒大集団の経営問題に象徴される不動産部門の低迷も下押し要因となった。
 21年の通年の実質成長率は前年比8.1%増となった。工業生産では、医薬製造やコンピューター・通信、電子設備などが成長をけん引した。ただ、20年は新型コロナの発生で、44年ぶりの水準の2.2%増に落ち込み、その反動の影響が大きい。
 22年に入り、感染力の高い新変異株「オミクロン株」が天津や北京など都市部で拡大。感染を徹底して封じ込める「ゼロコロナ」政策が消費や生産を阻害し、経済回復の足かせとなる懸念も強まっている。

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