渋谷「区議会だより」15万部刷り直し 区長答弁の一部修正

2022年1月18日 07時17分
 渋谷区の長谷部健区長は十七日、今月六日に発行予定だった区議会だより十五万部を刷り直していることを明らかにした。掲載される自身の議会答弁の一部修正を議会に申し入れたためという。作成に約百五十万円が使われ、新たな印刷費がかかる。
 区長が修正を求めたのは昨年十一月の区議会定例会での答弁。町田市の小学六年の女児=当時(12)=が二〇二〇年十一月、いじめを訴える遺書を残して自殺した問題を巡り、昨年四月に就任した区教育長が当時の校長だったことを知りながら任命時に議会報告しなかった理由を区議から問われた時の答弁に関し、議会だよりに「まだ確定していないので、教育長は推定無罪とも違うが、犯罪歴もなく問題ないと判断し、報告しなかった」と記載された。
 が、趣旨が違うとして「まだ確定していないので、教育長は推定無罪とも違うが、」の部分を修正依頼。議会側が削除を了承した。この日の記者会見で長谷部区長は答弁について「区民に誤解を招いてはいけない」と説明し、事態を謝罪した。議事録は修正しない。(山下葉月)

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